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1月になると和菓子店に並ぶ”花びら餅”。
”花びら餅”とは、京都でお正月にだけいただくお菓子で、柔らかいお餅に白味噌餡とごぼうが包まれています。
ほんのりピンク色。新春のおめでたい雰囲気がいっぱいのお菓子です。
私は毎年、1月の初稽古の時や、初釜のお茶会の時に頂きますが、先日、静岡・藤枝市の『季の菓』さんという和菓子店の花びら餅と共に、新春にふさわしい和菓子の数々を頂きました。あまりの美しさにため息がでました。もちろんお味も、上品でやさしくとても美味しい。はぁ〜なんという幸せ!
花びら餅の他のお菓子には、今年の歌会始のお題『生』にちなんだものがありました。これは『生の息吹』というお名前との事。鳥の巣に紅白の卵が乗っているものでした。とてもかわいらしい。優しい色とお味に、ホッと暖かい気持ちになりました。
箱を開けた瞬間、眩しいくらいの新春のやわらかい陽が、部屋いっぱいに差し込んでくるような感じがしました。
和菓子は、その小さな世界に季節や情景がぎゅっと詰まっていて、本当に五感で味わうものだと痛感しました。

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