Huit

花よりダンゴ

ブダペストに暮らし始めて4ヶ月が過ぎた2月の中旬、2泊3日でパリへと出掛けてきました。今回の旅行の目的はもちろん、パリで今流行している花のスタイルを勉強して、注目のフローリストも見て廻り・・・と、飛行機がシャルルドゴール空港に着陸するまではあれこれ考えていました。

ところが、パリ市内に着いた途端に一変。まさに”花よりダンゴ ”状態となり、目に飛び込んでくるものは、こんがり焼けたパン、美しく並べられたショコラ、色とりどりに鮮やかなフルーツのタルト・・・。見るものすべてが美味しそう!。もう花どころではありません。ここは花の都、いえいえ食の都パリ。あぁ、ここはパリなのだと、実感したのでした。 ちょうどヴァレンタインの時期でもあり、ショコラティエもパティスリーも、ウィンドウのディスプレィがハートで飾られていっそう甘い雰囲気でした。

正直なところ、ブダペストのケーキ屋さんは、ウィンドウ・ディスプレィに力を注いでいるとはいえず、思わず足を止めてガラスに顔をつけて見入ってしまう事はありません。店の中に入っても、やや地味な感じのケーキが並んでいるだけ・・・。(暗く寒い今の季節は仕方ないのです。) そんな状況の下での生活でしたので、ついつい”花よりダ”になってしまったのでした。

それにしても、パリはなんて明るく華やかなのでしょうか。魅せるということに関しても、パリは世界一だとあらためて感動してしまいました。この街は何度訪れても新しい発見の連続です。

 ここ数年、若い女性の間でプチ留学というものに人気があるようで、パリにも、有名なフローリストによるアレンジメントのレッスンや老舗の製菓学校のレッスンなど、以前に比べて手軽に受講できるコースが増えてきています。 ここル・ノートルにも旅行者向けの教室があり、そのプログラムはとても充実しているようでした。パリでお菓子作りを習う。パリでフラワーアレンジメントをする。これはなんとも願ったり叶ったり。実に魅力的なプランです。(Fevrier2005)