Neuf

Noir キーワードは”黒”

2月、ブダペストは冬真っ盛り。パリは、確かに気温はブダペストよりも高く、春の気配を感じるけれど、それは気温だけのことではないみたい です。そう、街の色が春なんです。いろいろな色に溢れて、とても明るく華やかなのです!ブダペストはまだまだ寒く、冬眠中。無理もありません。

一年ぶりのパリでのレッスンで多くの事を学びましたが、今回の”パリ”で印象に残ったのは、なんといっても『黒・NOIR』でした。それにピンクの組み合わせ。 この写真のアレンジは、花の組み合わせはあまり個性的とはいえませんが、この黒とピンクのラッピングによって、とても印象的なアレンジに変身しました。

この黒+ピンクの配色は、現在の”FAUCHON”のコンセプトカラーにもなっています。実はこれにもびっくり。雑誌などを見る機会がないので、こんなにイメージチェンジをしていたとは知りませんでした。 このイメージチェンジが、どのくらいの人々に受け入れられたかわかりませんが、そのインパクトは大きい・・・参考までにこちらをどうぞ。Fauchon France (http://www.fauchon.fr/)

そういえば、以前のフォションの紅茶缶も、マリアージュ・フレールの紅茶缶も基本は黒。特にフォッションの黒缶は高級茶葉だったような・・・ふと、そんなことを思い出しました。

黒はとても難しい色の一つであると思います。”粋”にもなるけれど、”陰鬱”にもなり・・・TPOも選んでしまいます。でも、その合わせる色によってその印象も、性格も変わるのでは。

これは老舗のパティスリー”ラ・デュレ”のマカロンの箱です。いつのもライトグリーンの箱もありましたが、この黒の箱に惹かれてしまいました。この黒い箱を開けると、中には色とりどりのマカロンがきれいに並んでいるのです。想像しただけでも美しい(溜息)・・・

画像がないのが残念です。(食べてしまいました。)ともすると、食べ物に黒い箱は清潔感という概念からすると、ん・・・どうなの?というところですが、このラ・デュレの黒箱は中身のマカロンを引き立て、箱自身も物語り、とても素敵な組み合わせとなっていると思いました。そして一層”Noble" なイメージとなっています。さすがです。

Noir・・・私も、今年は黒で粋にきめてみましょっ(Fevrier2006)