ケイトウ

ケイトウは、その質感が今の季節にぴったり。
ビロードのような毛糸のような感触が、
少しほっこり暖かい。

子供の頃、
ニワトリが大の苦手だった(今もそうです!)私にとって、
真っ赤なケイトウ(鶏頭)はかなり不気味な植物でした。

以前は、この真っ赤なものしか見かけませんでしたが、
今では、黄色、オレンジ、ピンク、そしてグリーンといろいろな色があり、
私の秋のアレンジには欠かせない花の一つとなっています。

その昔、日本ではこのケイトウの花の汁で、
布を染めていたのだそうです。
確かにこのローズ色のケイトウを挿していた水は、
ほんのりピンク色に染まっていました。

そして、ケイトウはなんと『万葉集』にも出てくるのだとか。
ずいぶんと古くから日本に存在していた花なのですね。