Mauve

春を代表する色の一つ。
モーヴ

3月〜5月にかけて、青〜薄紫〜紫色の花が多く咲きます。
例えば、すみれ、ライラック、藤、ムスカリ、パンジー
菖蒲、アイリス、都忘れ、勿忘草、ラベンダー・・・
どれも好きな花ばかり!

春なので、一斉に花が咲くこの時期、
例外なく、薄紫色の花が多いのも当然なのですが、
でも、とりわけこの薄紫色の花を見ると、
ウキウキ気分の春真っ只中にあって、
落ち着いたゆったりとした気持ちさせてくれる花色です。

古くからヨーロッパなどでは、
紫というと悲しみの色とされていました。
反対に、日本では、高貴な方々の色。
「襲の色目(かさねの色目)」が生まれた時代、
貴族階級の間では、
「風雅な心にいちばんかなう憧れの色」ということで、
紫色はたいへん人気があったそうです。

私は、薄紫色に黄緑色という配色が気に入っています。
王朝時代の人々は、どんな色あわせをしたのでしょうか。
当時の服飾の世界には、
個性的な独特な色あわせのものも目にします。
当時の華麗さ優美さ、遊び心を感じます。
とても興味深いですね。